text by YUMIO月曜日ですな。
今週は後半出張が控えているので、
ちょっと慌ただしいスケジュールになっている。
・・・と言いながら、
週明け・朝イチでなんだかぼ〜っとしてて、
まだちゃんと仕事する気になれないので、
このブログをエントリーすることにした。
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むかし、アーティストにインタビューする番組を持っていた。
ゲストの皆さんは、名前を言えば誰もが知ってるような有名人ばっか。
○ンキキッズとか、○キオ、
○スチル、○ルフルズに、○ムロちゃん、○イコ、
米○クラブ、○木直人、○ッチー、
ギターの神様・○ャーさんまで・・・
とにかく紅白出場クラスの豪華ラインナップ。
地味〜な番組だったのに(笑)
大物ばかりがブッキングできたのは
ひとえに番組プロデューサーの『おチカラ』のおかげなんだけど、
インタビュアーを務めていたワタクシにしてみれば
まさしく『役得、役得♪』であった。
しかし、芸能界っていうのは
大物になればなるほど、気さくな良いひとが多い。
中でも特に印象に残ってるのは3人。
ひとりは俳優の○橋克典さん、
ひと組はビジュアル系ロックバンドの○ルク、
そして、大御所・○ーミン。
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○橋さんは、その番組の初回ゲストだったので、
ワタクシ自身が極端に緊張していて大失敗。
録音中に、肝心なニューアルバムの名前を
ド忘れしてしまったのだ。
収録後「申し訳ありません・・・」とご挨拶したところ、○橋さんは、
「ボクの名前、絶対忘れないでね。ボクもキミのこと忘れないから」
と大笑いしながらスタジオを出ていった。
スタッフの前だからあえてそう答えてくれたんだろう。
洒落た気遣いができる人だなぁ・・・と感心させられたと同時に
自分の緊張ぶりをめちゃめちゃ恥ずかしく思った。
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大物ビジュアル系バンドの○ルクのメンバーは、
インタビューに『答えない』ことで有名だ。
どんな質問をしても、見事にはぐらかされてしまうので、
インタビュアー泣かせなアーティストとして知られている。
そこで、真っ向直球勝負は無理と判断して、
ワタクシ、当時○ルクのメンバーがハマッているとウワサに聞いていた
テレビゲームの話から切り出してみた。
そしたら、喋る、喋る。
アーティストに音楽以外の話を聞くのは本来はタブーなので、
そこでシカトされたら最悪の事態になりかねなかったんだけど、
そのときは関係者から「彼等、珍しくノッてたねぇ!」
とお褒めの言葉をいただいたぐらい盛り上がった。
聞き手というのは、自分が聞きたいことだけを一方的に投げかけるんじゃなくて、
答える相手の『喋りたいエンジン』を徐々に回転していくことが大事なんだ、
と痛感した瞬間だった。
うむ。
何事も前戯は大事だな(笑)
※ちなみに、このときのゲームのネタフリは
構成作家・をかべ氏のアイデアなので
いまだに足を向けて寝られない。
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大御所○ーミンには、過去2回インタビューをしたことがある。
毎年何百人から何百回とインタビューを受けている○ーミン、
当然ワタクシのことなんか覚えてないだろう、と思いつつ
2回目の挨拶をしたんだけど、
そのとき○ーミンがワタクシに向かってひとこと。
「あら、メイクの仕方、変えた?前と雰囲気違うわね」
・・・なんと!
・・・あの○ーミンが!
・・・ワタクシのコトを覚えていてくれた?????!!!!!
感動して涙が出そうになったワタクシだったが、
冷静に考えてみると、「メイクの仕方、変えた?」
というのは、女性に対してなら誰にでもあてはまる再会の挨拶。
どうやらスタッフが『彼女のインタビューは今回2回目です』
と事前情報を伝えておいてくれたようで、
そんな気の利いた挨拶をしてくださったと思われる。
無難ながらも、絶対に失敗のない再会の挨拶で
相手を気持ちよくさせる上等テクニック!
“さすが、芸能界を生き抜いている大物は違う”
と本当に感心させられた。
※ちなみに、男性には
「あれ?髪型変えた?」と声をかけていたようだが(笑)
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ま、そんなワケで、この業界へ入って15年。
ワタクシ自身、いろんな方にいろんなインタビューをしてきたけど、
いまだに『人から話を聞き出すのって難しい』と思う。
だからこそ、面白いんだけどね。
聞き上手、
極めるために
日々鍛錬いたします。