text by YUMIOワイングラスといえば、リーデル。
ちょっとこだわったワインバーなんかだと、
たいていここのグラスが使われてますわな。
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10年前、東京で婚約していたときに、
婚約者と一緒に集めていたっけ。
自宅のルーフバルコニーから東京タワーを眺めながら、
チーズとワインのディナーを愉しむ夜もあった。
(今にして思うと優雅な生活だったよなぁ・・・しみじみ)
絵に描いたような都心生活を用意してくれたのに、
その方とは諸事情あって結婚しなかった。
優しくて、賢くて、不器用なひとだった。
いまでも彼のマンションの食器庫に残っているはずだ。
デキャンタも含めたリーデル数種。
今度会う機会があったら聞いてみよう。
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さて、いきなり10年前の個人的想い出話を書いてしまったが、
リーデルブティックでは、いま洒落たことをやってるのである。
【グラステイスティング】
通常、テイスティングというとワイン数種を飲み比べることを指すが、
リーデルではひとつのワインを『グラス数種で飲み比べる』のだ。
▲リーデルのショップのど真ん中に、テイスティングバーがあります。リーデルはオーストリアの老舗。ワインはグラスのカタチによって味が変わることを最初に発見したのがリーデルだそうですワイングラスは、ブドウの品種によってカタチを使い分ける、
というのはお馴染みだと思うが、あの理由はご存知?
わたしはてっきり“グラスの形が変わると香りの立ち方が変わるから”
だとばかり思ってたんだけど、それだけが理由じゃないんだって。
例えば、ライトなソービニヨン・ブラン(白)は、酸味が強い。
舌が酸味を感じてしまうと、本来の味や香りがわからなくなる。
そのため、酸味を感じる舌の両端にワインが流れないよう、
ストレートに喉奥へ流し込む細身の形状をしているそうだ。
逆に、ガツンとタンニンが効いたカベルネ・ソービニヨン(赤)なら、
舌の表・横・裏を使ってそのコクを堪能したい。
そのため、口の中にワインが留まりやすいよう、
口径が広くでっぷりとした形のグラスになるというワケだ。
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・・・ほへぇ。なるほどねぇ。
飲み比べてみると、まったく違うんですよ!味わいが!
ちなみに、よくレストランのバイキングコーナーで使われてるような
小さなワイングラスでも飲んでみたけど、とたんに味が落ちる。
逆に言えば、どんな安ワインでも、グラス選びさえ間違えなければ
高級ワイン並の美味しさに変わる可能性があるってことだ。
▲このグラステイスティングは、ワインだけでなくブランデーでもおこなえるそうです。定期的にお酒の種類が変わりますもうひとつ、
クリスタルと普通のガラスの違いについておしえてもらった。
クリスタルってのは屈折率が高いガラスなんですな。
つまり、ミクロの世界で見たら表面がザラザラしてるらしい。
(てっきりクリスタルはツルツルなもんだと思ってたけど)
ダイヤと同じで、光の屈折によりその輝きを増すんだって。
ちょっとツウぶった人がワイングラスをぐるぐるまわすのは、
そのザラザラした表面にワインを引っかけるため。
グラスの表面にワインの成分が残留することにより香りの立ち方が変わる。
より豊潤なワインの香りがたのしめるというワケだ。
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・・・ほほほほへぇ。なるほどねぇ。
いやぁ、勉強になりました。
きゃおりん、取材に便乗しちゃってゴメンね♪
ごちそうさまでした!
皆様も、ワインを呑むときの蘊蓄にお使い下さい。
若い子相手のときは嫌われるかもしんないけど(笑)
このグラステイスティングをおこなっているのは、
現在は東京と名古屋の2店舗のみだそうです。
■RIEDEL WINE BOUTIQUE(リーデルワインブティック)
名古屋市中区栄3丁目18-1
ナディアパーク デザインセンタービル クレアーレ4F
電話/052-265-1227
営業時間/11:00〜20:00
※テイスティングは予約が望ましい。
※お値段はワインが800円、ブランデーが500円。
※完全予約制の4種コースもあります。