text by YUMIO母の退院の日程が決まった。
これでひと安心・・・と同時に、
家族にとっては自宅へ戻ってからのリハビリサポートが不安材料となる。
元気を取り戻してからは「もっと派手なパジャマが欲しいの!」とか、
「家に届いたお見舞いの花を病室まで運んで!」とか、
わがまま言いたい放題だったうちの母。
昨日なんて“えっらく病室が賑やかそうだなぁ?”と思い扉を開けると、
お見舞いに来てくださった友達のオバサマ方15人に囲まれながら、
そのど真ん中に座った母が“倒れる直前から今まで”の一部始終を
笑いあり、涙ありの独演会状態でしゃべりまくっていた。
しかも、皆さんが帰った後で「ああ、人疲れしちゃった」とか言う。
・・・ちゃうがな。
あんたがしゃべり過ぎただけやで。
親孝行と腹をくくったとはいえ、腹が立つことも多い。
まぁ、腹が立てられるのはありがたいことだけど(笑)
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さて、気を取り直して、前回の旅で一番素晴らしかったディナーのお話。
当ブログにニューヨーク特派員“K”として時々登場してくださる
“K”さんと、旅の最終日の夜にお食事をした。
“K”さんは、わたしが某企業でOLをしていたころのお仲間。
と言っても、期も、支社も、部署も違ったから
一緒に仕事をしたことは一度も無いけど。
確か、名古屋の各支社が合同で新人歓迎会をおこなったときに
お知り合いになって以来、親しくなったと記憶している。
実はうちの母のほうが“K”さんと同じ支社に居て、お世話になっていた。
家族ぐるみ(こちらが勝手にグルにしたんだけど)のおつき合いなのだ。
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【THE MODERN】は、一昨年リニューアルオープンした
ニューヨーク近代美術館・MoMAの1階にあるフレンチレストラン。
MoMAは、建築家・谷口吉生(豊田市美術館も彼の作品)の最高傑作として、
米国内外から注目を集めているホットな“観光&デートスポット”である。
ちなみに、個人的に大好きなマチスの『赤い部屋』と『ダンス』があるので、
MoMAには何度も足を運んでいる。
工事のため一時移転していたクイーンズMoMAを入れるとこれで4回目だ。
リニューアルオープンの時期に訪れたときは、
まだ【THE MODERN】は工事中だった。
「近々お洒落なレストランができるらしいよ」
というウワサを聞いて、是非行ってみたいとワクワクしていたのだ。
そんな念願のレストランで、夕方5:30に待ち合わせ。
“K”さんは少々お仕事で遅れていたようで、
とりあえずウェイティングバーのソファで待つことにした。
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5:30という早い時間だからガラ空きかと思ったら、
早くもバーは満員状態。
ニューヨーカーって暇人なのか(笑)?
(と思ったら、開店と同時に満席になるぐらいの予約困難な店らしい)
▲わざわざ遠回りして6th.から54st.を東へ進む。なぜならちょうどMoMAの北向かいにマノロ・ブラニクのブティックがあるから(笑)。ここのマノロは店舗が小さいので品揃えはイマイチっぽかった。しかし、54st.からだとレストランの入口がわからない!1階ロビーを通り抜けて53st.側に出ると、目立たない店のロゴを発見!
▲右がウェイティングバーのスペース。あれよ、あれよという間に満席に・・・ほんのわずか遅れて“K”さんが到着。
実に1年ぶりの再会である。
年齢はわたしよりもひとつ上なのだが、
筋トレが趣味と言うだけあって、まったく老化は感じられない(笑)
▲本物のロダンの(そりゃ当然だけど・笑)彫刻などが展示されているMoMAの中庭を眺める窓際の席へ・・・まわりはいかにも“ビジネスディナー”風のスーツ姿の方たちばかり「この間来たときは、ラルフ・ローレン氏が
お嬢さんらしき人たちと一緒にあそこの席に座ってたよ」
と、奥のテーブル席を指さす“K”さん。
デザイナー、ラルフ・ローレンの娘、ディラン・ローレンは
たしか自身でキャンディショップをプロデュースしていたはず。
・・・すっご〜い!
そんなセレブ親子が座ってた席の隣に、今居るのね?
とミーハー度がぐぐぐんとアップ(←根っからゴシップ好き・笑)
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がっつりフルコースは食べられないと判断して、
前菜・メイン+デザートのプリフィックスをオーダー。
わたしはメインにロブスター、“K”さんは鴨を選ぶ。
その芸術的な一皿一皿をご覧下さい。


▲一部省略してますが・・・本当にどのお料理も美しい。フレンチながら、ちょっぴり“和”を感じるあっさりした味付け(とんこつスープっぽい味のメニューもあった)で、見た目同様お味のほうも大満足!
▲サービスのデザートは、一口サイズのソルベにチョコレート、マカロンなどなどこれまた可愛らしい盛りつけ♪ただし、残念ながら二人揃って甘いモノが苦手だったので、完食ならず・・・ちなみに、トイレがこれまたお洒落なんだけど、何故か男女兼用。
“K”さん曰く
「マンハッタンではトイレも出会いの場所なんじゃない?SATCみたいに」
とのこと。なるほどねっ!
SATC(ドラマのセックス・アンド・ザ・シティ)大好きなわたしとしては、
ここで“Mr.Big”にでも出会いたいところ。
↑出会いがトイレであっても絵になるマンハッタンってやっぱス・テ・キ♪
でも、用をたすとき落ち着かなかった。
やっぱりわたしゃ、田舎もんだ(笑)
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帰り際、コートを受け取るときに、受付のスタッフの方が
「女性にはプレゼントがあるんですよ」といって、
フルーツケーキのお土産をくれた。
(ケーキは嫌いだけど)「わ〜い♪」
スタッフの皆さんもとてもお洒落で感じが良く、
終始上機嫌で最後の夜を過ごしたわたしなのだった。
